胸腺腫 重症筋無力症

胸腺腫と重症筋無力症


重症筋無力症の患者さんの24%に、胸腺腫の合併がみられ
また胸腺腫の22.4%に、重症筋無力症を合併しているそうです。

かくいう私もその一人。
重症筋無力症の診断がついてすぐ、胸部CT撮影を行い、胸腺腫を確認しました。

胸腺腫はリンパ球を作っている胸腺の腫瘍だそうです。
胸腺腫は、重症筋無力症を引き起こす原因のヒトツと考えられているそう。
胸腺腫は肺癌などど比べると転移しにくい比較的良性の腫瘍で、5年生存率も約80%。

ただし私の場合は、悪性腫瘍と診断されました。
病理検査でギリギリ浸潤してなかったことが判明。
でもきっと浸潤してるだろうとの見解から
診断がつくまでは、放射線治療が予定されていました。

だからなのかは分かりませんが、当時の主治医には
「胸腺腫の再発率は比較的高いので、一生検査は受けないとダメだよ。」
と言われました。

なので、最初の3年は半年に一度。
その後は1年に1度のCT検査を受けることになっています。
今年で6年目。
今月末に今年の検査を予定しています。

今年も再発していませんように・・・

ちなみに、神経内科の主治医に言われたのは
胸腺腫を併発していた重症筋無力症の患者さんには
理由は分からないけれど、プログラフ(タクロリムス)が効くそう。

確かに私も、タクロを減らした時に悪化した様な気がします。
ちゃんと飲まなくっちゃネ。