重症筋無力症 治療費

重症筋無力症の治療費


重症筋無力症は、国の難病(特定疾患)に指定されているので
(申請して審査が通れば)治療研究の目的で医療費の一部が公費負担され
負担金が軽減されますb

ただし、生計中心者の前年の収入によって、負担金の上限額が変わります。
毎年、6月~7月の終わりくらいまでに、次の年の特定疾患の申請をしています。

私が驚いたのは、医大に通っていた頃は、お薬の処方が院外処方でした。
その場合、お薬は公費負担になり、自分で支払いすることはなかったのですが
院内処方しかできない病院に転院したんです。
(院内処方しかできないのは、転院して知りました(-ω-;))
そうなると、公費負担にならないとのことで、お薬費用も支払いすることに・・・
いきなり上限値額の支払いです(T∀T;)

長い治療期間を考えたら、かなりの負担になるので
元の病院に戻ることも検討したのですが、ちょうどその時症状が激悪化し
再入院することに・・・

新しく何も知らない主治医に代わっての治療よりは
今の主治医が、副作用が出やすいことを覚えてくれていたので
そのまま残って、今の病院で入院治療を受けることにしました。

特定疾患の公費負担は、入院時にものすごく威力を発揮すると思います。
なぜなら・・・
当時の入院時の特定疾患の個人負担金は2万円強。

グロブリンやパルス治療などを行ったので、普通に計算すると

1クール目
グロブリン1本3万円×5本/1日×5日(・・・だったかな?)→ 75万円
+パルス療法の治療費

2クール目
グロブリン1本3万円×5本/1日×5日(・・・だったかな?)→ 75万円
+パルス療法の治療費

これだけで軽く150万円かかることに・・・
もちろん高額医療費に該当するので、結果的には8万円になるのだけれど
それでも8万円かかります。
でも、重症筋無力症の特定疾患の公費が適用されるので
入院治療費としては2万円ちょっとですみました(●´∀`●)

もちろん、入院している間に他の病気の治療などを行った場合は
それはそれとして支払う必要があります。
それから、個室などに入れば、個室料金は(もちろん)別料金です。

それでも、入院する時に、グロブリンがすごく高いことを聞いていたので
公費負担になるということを聞いて、ものすごく安心した記憶があります。

なので、選べるのであれば、お薬の処方が院外処方してもらえる病院を選び
特定疾患の申請は、確実に行いましょう!